焼け野が原

自分の感性を大切に、人の感性も大切に

大人のたった一言で子供の未来は変わる

小学生の頃、私はサッカー部に入っていました。

 

一生懸命やってましたが、正直自分よりも上手い子はいくらでもいました。

 

しかし、とある週末上級生の試合になぜか同級生の中で自分だけ飛び級で呼ばれたんです。

 

自分でも理由がよくわからずぽかんとしていましたが、どうやらコーチの中の1人が私を強く推薦してくれたらしいです。

 

その理由は「あいつはガッツがある。戦える選手だ。」ということでした。

 

理由はさておき、それを聞いたとき私は本当に本当に本当に嬉しかったんです

 

今でも忘れません。

自分でも気づいていませんでしたが、人生であんまり褒められてこなかった自分にとって人からの信頼の言葉は喉から手が出るほど欲しいものだったのだと思います。

 

 

「自分はその力を伸ばしていけばいいんだ。」

「自分を認めてくれた人に恥をかかせられない」

「コーチにもっと認めてもらいたい」

 

それ以降自分の中でやる気が沸き上がり、私は練習に練習を重ねてチームで不動の地位を手にしました。

 

正直あの時の一言がなかったらサッカーに熱中したり、その後の受験に成功できたかわかりません。

 

 

人は周りの人からの一言で変わることができます。

いい意味でも悪い意味でも。

 

今は人の悪いところばかり見がちだけど、私は人を認めて、応援できる人間でありたいと思います。私のことを信頼してくれた尊敬すべきコーチのように。

 

少し昔のことを思い出した休日でした。