無宗教の日本人はこれからの未来で生きる意味を失う
世界は絶対的に豊かになっている。豊かっていうのは経済的な意味でね。
日本だって江戸時代とかより相対的に食べ物には困らないし、住む家もしっかりしているし、娯楽もたくさんある。アフリカだって飢餓で死ぬ人や病気で死ぬ人は減ってきているはずだ。
このままいったら世界はどうなるんだろう。発展途上国は先進国の水準に上がってくるまでは予測できる。戦後の日本や今の中国や東南アジアみたいな感じだろう。
じゃあ先進国は?
私たちはどうなるんだろう?
究極的にいえば、働かなくていい時代がくるはずだ。
ロボットやITが進歩して自動で畑を耕して食物を作ってくれる。生活に必要なものは向上で作ってくれる。めんどくさいことは全部ロボットがしてくれる時代がくるはずだ。
好きなことだけやればいい。
その時に人間はこう思うはず。
「何で生きてるの?」
現代の日本はこの領域に足が入りかけている。
生きているけど何か心に穴が開いているような感じ。
その点宗教は単純明快。
「こう生きるべし」ってのが既にあるんだもん。
日本でいう受験と同じだよね。
答えに向かって進めばいい。
でも無宗教の日本人にはそういうものがない。
人間の行動は足りないものを埋めるためにやっているとも考えられる。
でも答えがないんです。
頑張らなくても生きていける人に興味のない労働をさせるのはもう限界でしょう。
それぞれが率先してやりたいと思えるような仕事、組織としての仕掛けを作らないと日本の生産力はどんどん落ちていくでしょう。
そのために私はビジネスモデルを考える力が必要なのかなーと思います。
例えばゲームが大好きな人がいたらそれでもいいんです。そこからどうやって自分が生きていくための報酬を手に入れることができるのかとかを考える能力が求められます。もしくはサポートしてあげる人が必要です。
とりあえず、自分のスキルで何かを手に入れる力は育まないととてもまずい。
小学校でそれぞれのスキルを用いて屋台を出す縁日みたいなイベントを定期的にやったりするといいのかもしれませんね。
なんとなく将来のことを考えてみました。