焼け野が原

自分の感性を大切に、人の感性も大切に

クラウドファンディングが社会の在り方を変える

私は人材会社に勤務していますが、そもそもの就職理由は「」という資源に携わることが社会に対してインパクトを与えられると思っていたから。

 

人 × 者 × 金

 

組織を考える際によく用いられる構図です。「人が物を作り、金を作る」「人がものを活用し、金を活用する」と考えていました。なので「人を採用すること、人を活用すること」が1番効果的と考えて今の会社へ就職しました。

 

しかし、時は流れて考え方、社会の事実が大きく変わってきています。いや、時が流れたというよりも視野の狭い学生時代の自分が気付いていなかっただけかもしれません。

 

「企業」という組織なんか必要なくなり、個人で行えることの規模や深さが格段に跳ね上がっています。企業に入ることで得られていた「人・者・金」の資源は個人でも容易に活用できるようになりました。

 

人:SNSやネットの発達で個人間の労働力のやり取りが可能に

モノ:輸送技術やITサービスの発達で自社工場、オフィスは不要に

金:クラウドファンディング、VCなどにより個人や少人数の組織でも資金調達が可能に

 

要するに「個人が戦える時代」へと完全に変貌を遂げたわけです。個人的な理想ですが、政府は小さく、個人がやりたいことを自由にできる社会になってほしい。

 

そのために1番必要なことは「世の中がメンターで溢れること」だと思います。今、小さい子供たちが「Youtuberになりたい!」と言うそうで、大人は飽きれたり馬鹿にしたりしていますが私は全然いいと思っています。彼らは「好きなことで生計を立てている人」です。個人が活躍する社会の第一人者です。今、「お笑い芸人になる」って言っても数十年前よりは反対されません。これはダウンタウンビッグスリーだったり憧れの対象、メンターがいたことによる変化です。

 

新しい生き方が社会から認められるにはこういう成功者が必要なんです。まぁ、周りの目なんか気にすんなよって話ですが。

 

というわけで、1つの手段として、ラウドファンディングに期待しています。一石二鳥の手段で、広告(「こんなメンターいるよー!」)と実現(「夢を見つけたらこうやって実現できるよー!」)の両面があります。

  

今までだと幸せの形が10パターンくらい。アイドルとか出世とかスポーツ選手とかね。周囲の人と比べてしまえば上位1%くらいしか幸せになれません。でも、1億通りあれば1億人が幸せになる。そうなって欲しいと切に願います。

 

競争社会から逃げるわけでなく、競争社会において戦うルールを土台から変えていきましょうってこと。そんなこんなでクラウドファンディングしている組織にジョインしたいなと思う今日この頃。やりたいことやっていきましょう。